朝ボーっとするのはなぜ?-目覚めを良くする方法

朝ボーっとするのはなぜ?-目覚めを良くする方法

朝、頭がぼんやりしてしまう


と悩んでいる方


この記事では


  • 朝ボーっとする原因
  • 目覚めを良くする方法

についてお話していきます。


朝起きてボーっとすることは、いつもの習慣だと諦めていませんか?

「睡眠時間は十分とっているはずなのに」と、満足な目覚めを感じられない方は、目覚めを良くする方法をご紹介しますので、ぜひ試してみてください。



朝ボーっとする原因

朝ボーっとする原因

朝起きることはそもそもつらいものです。

しかも、寝ていたところを起こされると、頭がボーっとしてしまうのは当然のことでもあります。

でも、次の行動にすぐにうつれないほどのぼんやり感が続くと、毎朝のことなので困ってしまいます。

朝ボーっとする原因は何なのでしょうか?


■単なる寝不足

前日に残業や飲み会があったため、普段より布団に入る時間が遅くなってしまったことが原因です。

眠る時間が削られると、もちろんその分翌日の目覚めは悪くなります。

でも、1日や2日程度の寝不足の場合は、あまり気にしなくても大丈夫です。

次の日に、早めに布団に入ることで睡眠不足は解消されます。


■睡眠不足の蓄積

睡眠時間が足りない日が続く場合、不足した睡眠時間がどんどん蓄積されていくことが原因です。

睡眠不足が続いていくと、それはまるで借金のように蓄積していくため、きちんと眠らないとどんどん膨らんでいきます。

例えば、1日に8時間睡眠が5時間睡眠になると、3時間分の睡眠時間が不足します。

それが連日続くとなると、翌日早く寝ただけでは取り返しのつかないほどの睡眠不足になってしまいます。


■睡眠の質の低下

睡眠時間が十分足りていたとしても、睡眠そのものの質が悪いことが原因です。

睡眠の質を低下させる原因は、いくつかあります。

日々のストレス就寝直前のスマホの操作激しい運動熱湯での入浴カフェインの摂取などです。

これらは自律神経を乱し、脳を覚醒状態にさせてしまいます。

 

残業、飲み会や気になる映画があったからなどと、普段よりつい眠る時間が遅くなってしまった翌日は、普段以上に頭がボーっとしているかもしれません。

基本的には、朝ボーっとしないようにするためには、個々人にあった睡眠時間をしっかりと確保して、睡眠の質を上げる生活習慣をする必要があります。



目覚めを良くする方法

目覚めを良くする方法

そうは言っても、やっぱり朝ボーっとしてしまう場合は、次にご紹介する「目覚めを良くする方法」を試してみてください。


■起床のテクニック:胸に深い息を吸い込む

朝目覚めたら、胸いっぱいに深い息を吸い込みましょう。


  1. 鼻から息を短めに4回吸い込む
  2. お腹に力を入れて、口から強く息を吐き出す

ヨガでもよく言われていますが、呼吸は自律神経系の中で唯一、自分の意志でコントロールすることができます。

息を吸う時、交感神経の働きで筋肉が硬くなります。

息を吐く時、副交感神経の働きで筋肉が緩みます。

朝は吸う息を長くして活動モードに、夜は吐く息を長くして睡眠モードに、上手く切り替えるのがポイントです。


■起床のテクニック:明るい空を見る

朝の支度は、明るい光を浴びながら行いましょう。


  • 脳の奥深くにある体内時計のスイッチを入れるには、2,500ルクス以上の光が必要
  • 睡眠、自律神経、ホルモン分泌、体温などの体内リズムが整う

体内時計とは、睡眠と活動のリズムを調整する体の機能のことです。

2,500ルクス以上の光は、晴天時の窓際の明るさです。

明るい光で睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が止まり、眠気がスッキリととんでいきます。


■起床のテクニック:朝食は起床1時間以内に

全身にある体内時計のリズムを整えるために、起床1時間以内に朝食をとりましょう。


  • 朝食で全身の体内時計のリズムが揃う
  • 体内時計のリズムがくるうと、体内のバランスが崩れる

寝ても朝ボーっとするのは、朝食抜きが原因かもしれません。

体内時計がバラバラで動いていると、頭は起きているのに体は寝ているという現象が起きます。

しかも、朝食抜きは代謝の低下により、太りやすくなることも分かっています。



まとめ

朝ボーっとする原因と目覚めを良くする方法について解説していきました。


  • 朝ボーっとする原因は、①単なる寝不足②睡眠不足の蓄積③睡眠の質の低下がある
  • 目覚めを良くする方法は、①胸に深い息を吸い込む②明るい空を見る③朝食は起床1時間以内に

体内時計は24時間より長めになっています。

毎朝、決まった時刻に起きなければ、どんどん夜型になっていくのです。

ですので、まずは起きる時間を決めて、そこから逆算した寝るべき時間に就寝することが理想的です。

それが難しい場合は、起床のテクニックで少しでも目覚めを良くして、1日の良いスタートを切りたいものです。



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