窓際族は快眠している!?-睡眠と光の幸福な関係

窓際族は快眠している!?-睡眠と光の幸福な関係

今朝はスッキリ起きられなかった…


と気になっている方


この記事では


  • 睡眠についてよく知ろう
  • 窓際族は快眠している!?

についてお話していきます。


「今朝は目覚めがバッチリだった」とか「朝からだるい」など、毎日目覚めのリズムは違うものです。

睡眠の質は、前日の行動で快眠になるかどうかと言っても過言ではありません。

睡眠と光の幸福な関係を知ることで、快眠へのヒントにもなります。



睡眠についてよく知ろう

睡眠についてよく知ろう

「今夜はちょっとだけ夜更かししよう」という日が連日続いていませんか?

その「ちょっとだけ」と軽く考えている睡眠不足が積み重なっていくと、大変なことになってしまいます。


■知っていますか?睡眠負債

自分は睡眠が十分に足りていると思っていても、少しでも睡眠が足りなくなっている場合もあります。

まるで借金のように蓄積されていくことから、「睡眠負債」といわれています。

この睡眠不足の蓄積は、集中力の低下肥満老化日常生活に支障をきたすだけでなく、免疫力の低下による病気へのリスクの増加、認知症などの重大な病気へつながっています。


■6時間以下の睡眠=徹夜

6時間以下の睡眠を2週間続けた場合、脳の働きは2晩徹夜した時と同じレベルになるという、驚きの検証結果が出ています。

日本では睡眠不足のために、年間15兆円の経済損失が発生するともいわれているほど、もはや社会問題となっています。

質の良い睡眠をとることができれば、健康な生活習慣の基盤になり、病気や事故の危険を避けることができます。


■1時間も睡眠時間が短縮

日本人の睡眠時間の推移は、1960年から2010年の50年間で1時間も短縮されています。

現代は、24時間営業のお店やインターネット、携帯電話などの普及により、どの時間帯でも仕事や取引ができる環境になってきたことが影響しています。

就寝前に強い光を浴びると、眠りにくくなります。

携帯電話などで使われているブルーライトは、特に眠りを妨げることが分かっています。


睡眠はただ寝るだけだと思いがちですが、睡眠は私たちの大切な原動力なのです。



窓際族は快眠している!?

窓際族は快眠している!?

窓際族といっても、業務のラインから外されて仕事を任されない人のことではありません。

ここでいう窓際族は、日差しをサンサンと浴びながら仕事を行っている人のことをいいます。

なぜ、その窓際族が快眠しているのでしょうか?

快眠へ導く生活習慣ランキング形式で、その理由をご紹介します。


■快眠へ導く生活習慣ベスト3-アルコール・たばこ・カフェインの嗜好品を控える

アルコールは実際に、飲めば眠気がやってきます。

しかし、数日もすればアルコールに対する耐性ができることで、アルコールの量を増やさなければ寝つきが悪くなってしまいます。

たばこの覚醒作用は約1時間続くといわれています。

現に、たばこの本数が多い人ほど、不眠の割合が多いことも分かっています。

カフェインの覚醒作用は約4時間で、高齢者になると6~7時間も持続することがあります。

カフェインといえばコーヒーですが、緑茶・紅茶・栄養ドリンク・ココアなどにも含まれていて、特に冷たい飲み物は、体内でゆっくり吸収されるため、更に作用時間が長くなります。


■快眠へ導く生活習慣ベスト2-休日の朝寝坊を控える

日曜日の夜になると寝つけない…というのは、もしかすると、仕事のストレスではなく朝寝坊が原因かもしれません。

その理由は、起床後15~16時間後に睡眠ホルモンのメラトニンが分泌し、そこから眠気が始まるという眠りの仕組みがあるからです。

休日も平日も同時刻に起きることが理想的です。

現実はそうはいかないかもしれませんが、起床時間は2時間以上ずらさないことが大切です。


■快眠へ導く生活習慣ベスト1-午前中に太陽の光を浴びる

太陽の光が入らない職場で働く人よりも、窓際で太陽の光を浴びながら働く人の方が、平均46分も睡眠時間が長く夜中に目覚めることも少なく、更に人生の満足度も高いという研究結果が出ているほどです。

太陽の光を30分以上浴びると、夜ぐっすり眠ることができます。

その理由は、太陽の光を浴びると、幸せホルモンのセロトニンの分泌が増えることで気持ちが明るくなり、夜になると、睡眠ホルモンのメラトニンに変化して眠気を促してくれるからです。


何はともあれ、太陽の光をしっかりと浴びることが、人生を成功させるカギといってもいいでしょう。



まとめ

睡眠についてよく知ろうと窓際族は快眠している!?についてご紹介していきました。


  • 睡眠はただ寝るだけだと思いがちだが、睡眠は私たちの大切な原動力である
  • 窓際で働く人は、太陽の光を浴びることで快眠へと導かれている

朝起きて朝日を浴び、夜暗くなると眠るというごく当たり前の生活習慣が、人生の幸福度アップにつながっているとは、子供の頃の生活を振り返ってみれば分かるような気もします。

朝のうちから、夜の快適な睡眠のことを意識した生活習慣をぜひ続けてみてくださいね。



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